2024年2月27日火曜日

パッケージ・デザイン

 


お店に並ぶヨーグルトのパッケージ・デザイン。季節によって謳い文句は変化する。
世の中の多くの消費者は、ここに描かれた「謳い文句」をそのままに捉え購入するか、
習慣的に、体にいいもんだと!との先入観で、日々食してるかもしれない。

自身は、ほとんどヨーグルト始め、乳製品群は口にしない。理由は簡単で、原材料となる乳牛や肉牛自体の生産育成方法が昔と変わり、大量生産・大量消費のための食糧生産システムに変わってしまっているからで、農作物や果物、炭酸飲料や多くの食品群など、コンビニやスーパーで並ぶ商品の多くが、とても健康に寄与するものとは思えぬ時代に突入している。

医療産業や保険会社、母子手帳、WHOなどが一体になって、世界中が利潤追求に走っているのは、オリンピックや政府も同類である。そんな世の中のカラクリを知る消費者からすれば、どんな優れたキャッチコピーにも騙されない知識や知恵を駆使して、その先を考えている。

はてさて、世の中このままでいいのか? という命題がデザイナーを目指す人々にも突きつけられている。世の人を騙す職業人として生きていくつもりか? もう一歩先んじて、自分の家族にも自信を持って勧められる商品をデザインする側に居られるかどうか。

化学物質文化のヨーロッパ時代から、石油由来の薬剤文化のアメリカ時代に変わり、次の中印露時代が訪れたとして、現在の食文化の安全が確保され、同時に利権をも維持する勢力が創造できるだろうか?

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